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![]() マダンの市場でもセピック地方の土産物売り場はかなりの場所を占めている。写真の男性のお父さんは今もこれをつけていると言っていた。 すいません、放置してたんですが某所でペニスケースの話題が出たため、写真をアップしました。 (いつの日か)続く(ことがあるかもしれない) # by satukiPNG2007 | 2008-11-08 18:04
カプルというのは木の上に住む小さいサルのようなカンガルーのような動物たちで、地方によって何をカプルとみなすのかは違っていたりする。辞書には「ポッサム、ツリーワラビー」とあるがそのどちらでもないこのサルみたいなやつもカプルとして飼われていた。
![]() ツリーワラビーというのはこいつか。 ![]() 上はポートモレスビーで、下はミンドレ村でペットとして飼われていたものであるが、いずれも食用にもなるということである。 さて、マダンには19世紀の遺物としか思えないコンピューターが置いてある名前ばかりのインターネット喫茶があり、日本語は勿論読み書きできないがメールを1通開けるのに20分かかるとはいえ英語は読めるので、ピーターとロブに無事やっていますと送信することができた。そしてもう1通開けるべきか悩んでいると知らないおっちゃんが割り込んできた。 「ここにあるデータ僕のだから消さないでね」 「OK」 でしばらくまた画面と格闘しているとまたそのおっちゃんが「ちょっと」と割り込んできて別の画面を開き、メールを書きそうになっているので 「あの、このPC使っているのか使ってないのかどっちなんです?」 「いやいや、使ってないよ」 「今私が使ってるんですけどね」 「そうそう、そうだよね」とすごすご引き下がる。つまりは他人が金払っている時間帯に少しずつ割り込んで仕事をするつもりらしい。 未練がましく画面を見ているおっちゃんを押しのけてようやくのことでメール画面を開き、モスビーの友人に返信しようとしたら、停電でぷっちんと画面が切れてしまった。交渉して実際に使用できた時間の分だけ金を払って帰る。とはいえ、かなりどんぶり勘定なのでだんだんどっちでもよくなってくる。 (続く) # by satukiPNG2007 | 2007-11-10 12:51
![]() バナナをかぶっている人は時々いる。 なんかおなかがかゆいと思ったらあせもができている。今日はほとんど 一日中停電していて料理ができないので非常食もどきのビスケットは 本当に非常食になってしまった。 午前中はエアーニューギニーのオフィスに行ってポートモレスビーへ 帰る飛行機をリコンファームする。3人ぐらいしか並んでいないのに45分 ぐらい待たされてリコンファームだからすぐ終わるだろうと思いきや 「あなたのフライトはキャンセルされてますね」といわれる。 「は?わし、もう金払っとんねん。かってにキャンセルすな」 「どうします?取り直しますか?」 「何ゆーてんねんな、ちゃんと予約どおりのフライトで飛べるように したってんか。まだリコンファームの期日来てないやないか」 「大丈夫、ちゃんととってあげますよ。モスビーから こっちへの帰りはいらないんですか」 「あのな、これがリターンチケットやっちゅうねん。あっちへ帰るんやないか」 「ああ、だからキャンセルされたんですよ」 「何訳わからんこと言うてんねんな。これ、リコンファームちゃうやん。 もう金払ってるんやから、忘れんでな」 「ハイハイ取れましたよ。金曜の午後のフライトね。12時にチェックインよろしく」 君らちょっと日本行って客商売勉強してこい! (続く) # by satukiPNG2007 | 2007-11-08 12:53
![]() (写真と本文は関係ありません) 友達が来ているよというので出てみると、昨日ちょっと話を聞かせてもらった セピックから来たおじさんだった。彼はこの安宿の隣にある豪華リゾートホテ ルに泊まっている。そして言うには 「君をリゾートの僕の部屋に招待するよ。そこでセピックの 僕のトクプレス(現地の言葉)で話をして録音させてあげよう」 「は?あなたの部屋に行くつもりはないですよ」 「どうして!?コカコーラでも飲みながら話をしてトクプレスを 録音できればいいじゃないか」 「話だったらここで聞きます。」 「だって僕の部屋にはエアコンもあるんだよ!」 あまりにも期待に満ちた目で強引に誘ってくるので笑ってしまったけど コカコーラ飲みながら部屋で話ってあんた。私が行くと思ってるし。 トクプレスを録音させてあげるという言語研究者向けの殺し文句も用意 していたのだが、残念ながら殺し文句は使い方を誤ると人間関係を断ち切る 効果しかないのだった。 彼はその後もしばしば現れたが状況を察したお掃除のおばさんたちが 追っ払ってくれることもあった。 (続く) # by satukiPNG2007 | 2007-11-05 17:52
![]() マダンに戻ると宿ではHIVセミナーが開かれていたのでお願いして見学させて もらう。コンドームを使いましょうとかそういうのではなくて、もう蔓延しているHIV に対して、感染してしまった人がいかに希望をもって生きるか、本人と周りの人 はどのようにHIVを受け入れ対処するのか、精神的なケアはどうあるべきかと いった内容である。 講師の一人は自分もHIV陽性であるということで、日本の状況を聞かれた。 日本のほうが陽性の人の絶対数が少ない分だけ社会的な偏見は根強い のではないか。 夜はインスタントラーメンを手軽にあんかけにする方法を編み出す。 タロ(里芋)の大きいのを一つ、泡がぶくぶく出るまでゆでると汁が トロトロになるのでこれでラーメンを作ればあんかけラーメンのできあがり である。 (続く) # by satukiPNG2007 | 2007-11-02 18:09
![]() 早朝のボートで帰る朝、美しい手製のビルムを記念にもらう。海は朝なぎで静まり 来た時の荒れが嘘のようである。ボートは静かに村を後にして、湾岸沿いに進み ながら、時折岸で手を振る人を拾ってゆく。 大きなビルムに赤ん坊を入れたお母さんを拾い、若者を拾い、最後には四本足と 口をしっかり木に縛り付けられたまだ生きている豚を拾った。 ボートが揺れると苦しみの悲鳴をあげるブタと共に-ブタの方はもはや無事には 帰れないのは明らかであるが-マダンの港について二泊三日の村の旅を終える。 もはやドナドナどころの騒ぎではないまな板の鯉というかボートの豚。 (続く) # by satukiPNG2007 | 2007-10-31 16:38
![]() 夜になって「車が来たよ」と言うので出てみたら水牛だった。 女性たち、とりわけ少女たちは熱心に歓待してくれる。男性たちも してくれているのだが、こまやかに何かと世話を焼いてくれる少女 たちのホスピタリティがひときわ心にしみる。ティーンエイジャーは もう立派な大人であって、水汲みやら子供の世話やら鶏をつぶし たり、一人前の働きをしている。 クナイと呼ばれる植物で葺かれた屋根の下で、私は二人の少女の 真中に寝床を作ってもらって休ませてもらった。夜は暑さも和らいで 波の音を聞きながら良く眠ることができた。 おそらくは生涯二度とこの村に来ることはない-厚意に報いるすべ もないという思いが、親切にされればされるほど、そして別れの時が 近づけば近づくほど、ちくちくと痛みを持って去来した。 (つづく) # by satukiPNG2007 | 2007-10-30 16:05
![]() 写真は日本人ビジネスマンのS氏と商談中の村の人々。 村には終日暇そうにしている若い衆もたくさんいる。畑やら子供の世話に忙しいおばちゃんや、古いことを色々知っている年寄りや、賢い子供の話を聞くのは面白かったのだが、しばしばこの暇な若者たちとは何を話してよいのか途方にくれてしまった。そういうときはぼんやり海を見る。2時間、3時間ぐらいが黙って、文字通り黙って過ぎて行く。 それからみんなでワスワス(水浴び)に行く。私の体は絶え間なく蒸発する汗で塩の塊と化しているので、濁った池の水だろうがこの塩を流してもらえれば御の字である。池への行き帰りの道がほこりっぽく、1時間ぐらいは歩くので水浴びしてもまたすぐほこりと汗でドロドロになってしまうのだが、それでもかなりさっぱりする。 小さい子供たちの中には泥まみれの服のままでごしごし洗われている子もいた。少女たちは入念にせっけんを泡立てて体を洗い、すっぽんぽんで走り回っている子は「ワスワス!(ちゃんと体を洗いなさい)」と怒られる。私は男に見られないようにということで、ラプラプという体に巻く布を貸してもらって水浴びしたのだが、いいじゃん別に見られたって減るもんじゃなし、とは言えなかった。 (続く) # by satukiPNG2007 | 2007-10-29 19:23
![]() 話を聞かせて欲しい、場合によっては録音させて欲しいという申し出は、 好意と好奇心をもって受け止められた。録音機器やカメラを取り出すと、 大人も子供も、老若男女みなおおいに関心を持って話に参加してくれた。 11歳のマヌという少年は聡明で大人たちからも信頼されている。 小学校でちょっと習っただけの英語もよくできるのだが、先生が マーケットで物を売るのに熱中して先生業を放棄してしまい、 事実上村の学校には先生がいなくなってしまったと言っていた。 写真はビルムを作っているところ。マヌ少年が持っているのが サッカーボール柄で、今製作中のはダイヤモンド柄である。 # by satukiPNG2007 | 2007-10-28 11:10
![]() 食事は例によっていも(ヤム、タロ、さつまいも)とバナナのゆでたのが中心であるが、珍しい客だということで、インスタントラーメンの麺をゆでたのに缶詰の魚を混ぜたごちそうでもてなしてくれる。私はいも、バナナをゆでた食事はおいしくいただいたけど、この缶詰インスタント麺が何度も温め直して出てくるのには閉口してしまった。 さらに鶏2羽が我々の犠牲になった。少女が放し飼いの鶏を捕まえて、逆さまにぶら下げて、石に乗せて首を一打ち、血を抜いて湯をかけてから羽をむしる。手際よいことこの上もない。日本でも、うちの親の世代までぐらいは子供でもできたことなのだろうか。今では鶏を飼っている家庭さえめったにないだろう。 (続く) # by satukiPNG2007 | 2007-10-25 17:42
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