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2007年9月~10月のPNGフィールドワークの記録
by satukiPNG2007
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お食事中の方はお読みにならないでください(PNG滞在記その8)


ニューギニア体験のハイライトというべきは、2泊3日の小さな村への旅だった。ミンドレ村はマダンの街から陸続きなのだが、道がひどくてつかえないため、ディンギと呼ばれるスピードボートで湾を横切って行く。

余談だが私はしばしばディンギで1時間半と言うべきところをディンゴで1時間半と言ってしまった。ディンゴはオーストラリアの野良犬である。

さて、お世話になったミンドレ村には電気もガスも水道もなく一番困ったのは水道だった。村の女性たちが遠くの川や池から汲んでくる水は貴重なので手を洗うのには使えない。だから手は洗わない。体を洗うのにはその川や池へ行く。そんな村へ向かうディンギは大揺れで、私は将来にわたってボートでしか行けない小さな島の言語なぞ絶対研究しないぞと固く心に誓ったのだが、それはいいけど片道1時間半余りの揺れで、私は何度もボートから身を乗り出して-死ぬかと思った、そして死にたくないと強く思った-吐いてしまった。着いた時には顔半分ゲロまみれで、塩水と手でぬぐったものの、その手を洗う水がないのである。手が洗えない、水分が補給できないのには参ってしまった。

私はひどい汗かきで、PNGのような暑いところでは水分は汗で出てしまい水を控えているとおしっこも出なくなってしまう。私の体からは汗を通り越して絶え間なく塩が噴き出して表面は白くて全体にもあっとしているという、自分でも自分が気持ち悪くてあっち行けといいたくなるような様相を呈してくる。体力的にものすごくきつい。

(続く)

by satukiPNG2007 | 2007-10-23 18:48
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